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About Chinese Medicine
About Chinese Medicine/漢方とは
約四千年の昔、現在の中国に発祥した(漢方)医学は、臨床の場で直接用いられながら長い歳月をかけて発展してきました。その後、治療のバイブルとして『傷寒論(しょうかんろん)』と『金匱要略(きんきようりゃく)』にまとめられたのが、漢の時代(約二千年前)であるところから、"漢方医学"の名前が由来しています※。また、漢方医学は日本に伝えられたのち、「気・血・水」という独自の概念が加わって、さらに発展を遂げてきました。
※ 「漢方」ということばは、江戸時代中期以降に伝えられた西洋医学を「蘭方」と呼んだことに対して付けられた呼び名が由来ともいわれています。

漢方医学の特質は、人間医学にあります。すなわち、人が持っている個々の感情、精神の状態を特に重要視し、体質、症状の変化等を見極めながら薬方(処方)を決定していきます。例えば頭痛に対して、西洋医学では一律に鎮痛剤、鎮静剤を使用します。しかし漢方医学では、神経性の頭痛、冷えによる頭痛、発熱による頭痛、生理的な頭痛等々、その原因、症状、体質に応じて治療の薬方がことなってきます。

西洋医学の局部的な症状に対する対症療法と違って、生理的な頭痛の場合のように、根源にある血毒(お血)や水毒を取り除き、体調を整えながら頭痛を取り去り、治療を行うのが漢方医学の特徴です。



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